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低用量ピル

「低容量ピル」

低用量ピルとは望まない妊娠を避けるための薬で、正しく服用した場合の避妊失敗率はわずかに0.3%です。

低用量ピルには、排卵や月経を調節するための女性ホルモンである、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが入っていて、女性ホルモンの働きを人工的に作り出す薬です。

低用量ピルには、21錠タイプと28錠タイプがあります。

28錠タイプには、7錠の偽薬が付いていて、毎日服用する習慣を維持するために考えられたものです。

1日1錠を、毎日ほぼ同じ時間に飲み、21日間飲んだ後7日間休むか偽薬を飲みます。

大切なのは飲み忘れないことですので、忘れにくい時間を選びましょう。

飲み始めのころは、吐き気・頭痛・乳房の張り・倦怠感といった副作用が起きる人もいますが、服用を続けるとだいたい3か月以内でおさまります。

効果は避妊だけではなく、月経困難症や月経前症候群の辛さを軽減してくれる、子宮内膜症の治療にも効果があるといわれています。

低用量ピルを貰うためには医師の処方せんが必要で、治療用の薬とは違い保険適応がありません。

長期間服用することになりますから、必ず主治医から説明を受けて正しく服用して下さい。

 

 

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